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新築、リフォーム、古民家の再生等、企画・設計・施工をプロデュースする
広島の総合建設業/一級建築事務所 株式会社 ウイズアートのNews(ブログ)です。

社内研修しました

2023/06/26

 

 社内研修で2016年4月に起きた熊本地震による災害復興関連の動画を見ました。一つは「熊本城復興」もう一つは「新阿蘇大橋建設」です。どちらも「日本技術のすばらしさ」を再認識するものでした。熊本城は、昔からの職人さんの技術と最新の機械技術との融合で見事な復活を成し遂げていました。新阿蘇大橋は、写真のような場所に国内有数規模の橋を徹底した合理化と多彩な技術、工夫によって工期短縮で完成、早期開通となりました。
M氏「工期短縮の簡単は建物ばかり建てていては、日本の伝統は無くなってしまうな。」「でも、今の若い人はなかなか仕事をやりたがらないし・・・」
I君「日本の技術はすばらしい。古民家再生も図面のないところから職人さんたちと話しながら創り上げていっている、大変な仕事なんだなと思った。」
Mさん「橋がどうやってできるのだろうといつも疑問に思っていた。今、リフォームの現場に行ったり、写真整理をしていると、こんなにも変わるのかとその変化が知れてとても楽しい」
T氏「災害復旧ということもあるが、日本だからこそ、じっくりできたのではないかと思う。曳家という職業も日本ならではだ。石工のようなセンスのいる仕事も今ではなり手がいない。これだけのことができたのも大手建設会社だからだが、ウイズアートも技術を大切にやっていこう。」
 木材を巧みに加工する大工職人、漆喰を塗る左官職人、石を丁寧に積む石積職人(石工)など日本の技術を生かす現場、職人さんが育つ現場が少なくなってきていると思います。最新の技術で、時短便利も日本のすばらしい技術です。でもそれだけでいいのでしょうか。ゆっくりと時間をかけ、落ち着いた「日本の住まい」創り、日本の伝統技術を残す、伝えることはこれからのウイズアートの大切な仕事ではないかと思いました。
S.I