HOME > 2026年 > 2月

ブログ

新築、リフォーム、古民家の再生等、企画・設計・施工をプロデュースする
広島の総合建設業/一級建築事務所 株式会社 ウイズアートのNews(ブログ)です。

レジリエンス(回復力)とアジリティ(変化への対応力)

2026/02/12

 社長交代して早半年たちました。また大学で夜間「経営戦略」を学んで8年たちます。起業して何もわからず、がむしゃらに過ごして今を迎えられたことに感謝します。何故、ここまでたどり着けたのか、いつも考えます。大学では「強いから生き残れるのではなく、時代の変化に適応できるから生き残れるのです。」また「学ばなければ成功しません、学んだからといって成功するわけでもありません。」と教わりました。
 先日、ロータリークラブ創立記念日のパーティーにおいて来賓の方から時代の変化に対し、屈することのない、しなやかな復元力「Resilienncs」レジリエンスの大切さを教えていただきました。
 今の時代に最も希薄になっている人と人との善意を根底にした「連帯」、つまりその考え方の良質性、高貴性、また人類愛からのアイデンティティの確立を問う「レジリエンスの」思考の再考を訴えられました。
 他方レジリエンスと同様に大切な「Agility」アジリティという言葉があります。時代の予期せぬ困難を乗り越えるために、変化をいち早く予知し素早く対応する行動力です。この二つの言葉はいつの時代でも私たちにとって必要不可欠な能力です。
 人生は決して諦めず、次への挑戦は学び続けるからこそ出来る技量であってAIを酷使することとは異なります。人は誰でも右肩上がりの人生を送ることはできません。善意を根底とした崇高な連帯は必ず隣人と共にあります。
 私達人類の歴史や経緯は莫大な書物に記述されています。選ぶ力、読む力、そこからの選択と集中、歴史を知り、自分を知り、人を知る。限りある時間をどう使うかが今の私にとってとても需要なことだと分かる歳になりました。不確実な今の時代に、しなやかに素早く挑戦し続ける人生には成功や失敗という過去は無く、ただただ前を向く姿勢、後ろを振り向けば運と共に足跡が見え隠れする情景を私は思い描きます。若さには無限の時間があります。が、時間はすぐに過ぎ去ります。
 論語に「七十にして心の欲するところに従えども矩(のり)を踰(こ)えず」という文言があります。今からの時間をどう過ごすか、心のままに「強靭に」、「しなやかに」、限りある人生をより豊かに暮らしたいと願います。それが私のコアコンピタンスでもあり起業して探し求めていた「ビジョナリーカンパニー」なのかもしれません。

 

 

社長交代して(経営戦略から得た言葉)     伊藤弘幸

矢野南小学校を見学しました

2026/02/01

 広島市立矢野南小学校の校長先生にお会いする機会があり、是非素晴らしい学校を見てくださいとお誘いを受け、見学をさせていただきました。矢野南小学校は、1998年4月、広島市安芸区矢野のニュータウン内に新設されました。2045年の広島に向け、優れたデザインの社会資本を整備するプロジェクトの第一弾として建てられました。設計は象設計集団(富田玲子氏)。
 西田校長が、丁寧に案内してくださいました。ただただ感心、驚くばかりでこの小学校で学べる子どもたちは幸せなことだと羨ましくなりました。それでは、その素敵な学校内をご紹介します。

 

躯体はRC造ですが、至る所に「木」が使われています。さて、上の写真の腕木は何を模しているでしょうか。瀬戸内海の「小鰯」だそうです。

 

 

廊下の天井も「木」で、デザインも階によって違います。

 

 

 

このような立派な木製の手すりも今の学校で見ることはありません。

 

 

 

 

 

 

屋上庭園では農作業や水生生物の観察の場となっています。

子どもたちは自然と共に、のびやかに成長することでしょう。

 

 

 

屋根瓦は、設計者が東広島の民家の屋根瓦をヒントにされたそうです

 

 

 

矢野南小学校も少子化の影響で、多いときは900人いた児童が今では300人だそうです。

貴重な木製の机や椅子も余っており、校長がその使い道をいろいろと模索されています。

 

 

昨年、卒業生がウエディングフォトを撮影しに来られたそうです。

素敵ですね!!

子どもたちのこと考え、多くの工夫がみられる校舎ですが

竣工当時から27年余りたち建具が削れたり、色が剥げたりと傷みが見えました。

子どもたちにとって、大人になっても懐かしい思い出が残るこの小学校を

広島の誇る建物として、次世代へ良好な状態で繋げていきたいと思いました。

 

S.I