何十年ぶりの雪の京都。
南禅寺の山門から見る雪景色は
道元禅師の
「春は花　夏ほととぎす　秋は月　冬雪さえて冷（すず）しかりけり」
という句を思い出させます。

私は自然のなかにいる。
自然には人の喜怒哀楽の情はない。
ただ自然があるだけ・・・

南禅寺山門より

新築工事の上棟式の様子をお伝えします。
『上棟式』
今日は2011年9月25日（日曜日）大安です。
吉凶を暦によって調べると次の三つの方法があります。
①六曜星の吉凶　②十二直の吉凶　③廿八宿の吉凶
これらを統合して調べてみると、
一年間に最も良い大安は3日ほどしかないそうです。
その数少ない良い日が今日です。
【朝礼】
『清め』
上棟式の儀は、建物の隅々に酒･塩・米をまいて清め
朝礼から始まります。
【酒】
【盛塩】
【乾杯】
『記念写真』
90歳の施主様と建物の無事を願って記念写真。
【御幣・棟札と共に】
『おかめ御幣（ゴヘイ）・棟札（ムネフダ）』
皆様の家には神様がいらっしゃいますか？
西日本では、主を陰で支える家の守り神として
弊串に「おかめ」の面をつけた「おかめ御幣」を
屋根に取り付けます。
また、「棟札」には御神名として
木の神様「屋船久久遅命」・建物の神様「屋船豊宇気姫命」
工匠の神様「手置帆負命」「彦狭知命」
の四神を記して祀ります。
裏には上棟祭の月日、建主、施工主を記します。
施工主にとっては、名前が残ることを考え
良い建物をつくらなければという信念がより一層強くなります
『建方開始』



『直会（ナオライ）』
施主様「祖父、父、孫、ひ孫」とあいさつ、乾杯をし
直会に入ります。
最近では少なくなりましたが、大工さんへの労をねぎらい
これから入るいろいろな職方への挨拶という
施主様の心暖かいお気持ちです。


『建方再開始』






【おかめ御幣と棟札】
『上棟完了』

外階段に手摺を取付けました。
階段の段差も昇り降りが楽になるように低くしました。
【工事着工前】
【工事完了】

在来のユニットバスの壁を模様替えし、
浴槽の三方向に手摺を取付ました。
安心して、気持ちよくお風呂に入れます。
【着工前】
【完了】
【完了】

玄関前を改修しました。
点字ブロックを設置し、
ロダンの「考える人」は移設しました。
【工事着工前】
【工事完了】

屋根葺き替え、その他修繕を行いました。
【工事着工前】
【工事完了】

児童用トイレを　和風便器から洋風便器に取替え
ベビーシートも設置しました。
小さな子どもさん、赤ちゃん連れのお母さんも使い易くなりました。

【工事着工前】
【工事完了】

台所をリフォームしました。
白を基調にシステムキッチンとカップボードを揃えました。
床のフローリング、天井壁のクロスも改装し、
照明器具や扉も併せて取替えました。
明るい台所になりました。

外壁に貼ってあるタイルの補修を行いました。
【工事着工前】

【工事完了】