たてもの見聞録 ~ひろしまたてものがたり編~
2018/12/20
「たてもの見聞録」にご応募いただきありがとうございました。
「ひろしまたてものがたりフェスタ」に参加された
T様のたてもの見聞録 をご紹介します!
『広島市立基町高等学校』
2000年に建て替わった校舎は、
京都駅舎で知られる建築家原広司氏のデザインが起用され、
江戸時代は、広島城の城内だというこうとがわかり、改めて広さに驚いた。
広島城が大きく見える窓のある教室の南棟と、
直射日光をさけて自然光を取り込む
ハイサイドライトが付くノコギリ屋根が特徴の
美術系に対応した教室の西棟をつなぐアルミとガラスの屋根は、
よく見ると吹きさらしの部分もあり、
センサー式のエスカレーターのある共用廊下部分は、
屋外となり、雨や雪は積もることもあるという日常を知ることができた。
最近では、大ヒット映画の「君の名は」の
瀧君の通う東京の高校のモデルとして、
アニメの聖地巡礼のスポットの近未来的な
あこがれの建物として知られるようになったそうだ。
従来の学校としては全く異なる校舎に驚いたが、
見学を終えて得した気分だった。